お店からひと言
O様から『建物の角の基礎に、大きなヒビ割れがして』とご相談を頂きました。
状況調査すると、南東角の基礎には、クラックが見受けられます。
基礎面を打診調査すると、表面のモルタル自体が浮いている打音です。
クラック部にゲージを差し込み確認すると、10o弱しか入らないんです。
表面のモルタルだけが、ひび割れ?
この状況を考察すると、基礎本体はヘアークラック程度かなっと考察。
O様の話を詳しく聞くと、『新築時にとにかく広い開口部が欲しくて、あちこちに取り入れたから。クラックが発生している廊下にも、角に壁を設けず2間のテラス戸にしたから、この角1ヶ所に壁を設けたいんだど。』との希望でした。
本来であれば、耐震診断を行なって耐震評点を1.0以上の補強計画が望ましいです。
ご希望は1ヶ所の補強工事と押入の新設だけでしたが、2間口の両側に耐力壁を2ヶ所設ける方が良いですよとご提案。